タレントで俳優の渡辺徹さん(61)の逝去が報道されています。
現在では、舞台を中心に俳優業で活躍されていた印象でしたが、まさかの報道にビックリして悲しんでいる人も多いはずです。
若い頃から健康面での懸念があった渡辺徹さんでしたが、最近では郁恵さんの支えもあり健康的に過ごしていると思っていましたが、
実は、人工透析を行っていたらしい。
渡辺徹さんはいつから人工透析をなっていたのか?
今回の死因となった敗血症とは因果関係はあるのでしょうか?
渡辺徹の死因は人工透析?
2016年から腎機能の低下により人工透析となっていた渡辺徹さんは、
俳優業の傍ら、週に3回ほどの通院をして人工透析を行っていたことと思われます。
(※通常の人工透析は週に3回の通院、透析が必要になります。)
渡辺徹さんの死因と人工透析は、直接的な関係は無いと思われますが、
今回の死因とされている敗血症は、
【感染症への反応(抵抗力など)が制御不能になってしまい、生命を驚かす臓器機能障害が起きる臨床症候群のこと】
であり、病名ではありません。
なので、すでに渡辺徹さんの体には細菌を闘うだけの力が残っていなかった。ということが想像されます。
本当に残念なことであります。
渡辺徹さんは、お若い頃から病気との闘いであったようです。
渡辺徹の病歴
若い頃から、食べることが大好きだった渡辺徹さんは、
グルメ番組などに出演することも多く、とにかく食欲が旺盛で、スタジオにタッパーを持ち込み、番組で提供された料理を詰めて持ち帰っていることも話題になりました。
渡辺徹さんは、30歳の時に糖尿病を発症。
当時の血圧は、なんと600を超えることもあったようです。(成人男性の正常時は110~150ほど)
体重も130kgを超えていましたが、食べっぷりも良いことから、大食いの仕事も多かった。
このままでは、渡辺徹さんの健康状態が悪くなると心配した妻の郁恵さんが徹さんの食生活を見直し、健康管理を徹底しましたが、
2012年に舞台の地方公演にて足が思うように動かなくなり、舞台を降板しました。
冠状動脈の硬化による虚血性心不全で6時間にも及ぶ手術を受けています。
心臓の動脈(心臓にあるかなり太い血管)の一本が完全に詰まっていた状態であったようです。
この病気をきっかけに、郁恵さんの健康管理生活に隠れて、暴飲暴食を繰り返していたことが見つかってしまいます。
自分の行為を反省し、生活改善につとめることを誓いました。
その後の復帰会見のときには、体重が79kgまで落ちていることを明かし、郁恵さんも大変喜んでいました。
それから、ダイエットやリバウンドを繰り返しており、身体への負担も大きくなっていたことと思われますが、
2016年には腎機能の低下により、人工透析となります。
また、2021年4月には大動脈弁狭窄症と診断され、入院となります。
心臓から血液を送り出すための弁が硬くなって開きにくくなってしまい、心臓の働きが悪くなっている状態でした。重症化すると心不全となり、命に関わるほどの病気でした。
出演予定の舞台もすべて降板となり、治療に専念することになります。
それから、7月には芸能活動に復帰されています。
人工透析に加えて、大きな心臓の病気を2回も起こしてしまい、妻である郁恵さんに対して、
申し訳ないという気持ちがいっぱいであったことを話されていたようです。
まとめ
渡辺徹さんがお亡くなりになったのは、人工透析が直接的な原因ではなく、度重なるご病気での免疫力の低下が背景にあったように思われます。
本当に、残念でなりません。
これまでに大きな病気を何度も乗り越えて、
テレビの前では、いつもおしどり夫婦の様子を見せていただいていました。
理想の熟年夫婦であり、相思相愛がとても好印象のご夫婦でした。
早すぎる渡辺徹さんの逝去により、妻の郁恵さんやお子さんたちの心傷が心配されます。
この度は、ご冥福をお祈り申し上げます。
コメント